1.「本村鶏舞」の紹介
鶏舞はケイパイ・ケンパイ・ケンベ・ケンベェと呼ばれ、青森県の南東部にあたる旧南部領域一帯(上北郡・三戸郡・十和田市・八戸市)にかけ、毎年、お盆の頃に墓所や家の仏壇の前、寺の境内などで行われています。
本村鶴舞は、天保年間(1835年)、当時凶作による不況にあえいでいた本村地区20戸余りの住民が不況の克服と豊作祈願のため、五戸町切谷内から伝習したといわれています。刀や扇を用いて跳ねる所作が多く見られます。
演ずる時期は盆中の8月13日、14日で、神明宮内にある枡斗権現の御堂に集って準備し、まず神明宮神前で踊った後、正福寺の墓地に行き、村の領主であった下田将監の墓前で墓念仏を踊ります。新仏があるときは、「仏おがみ」といって親戚中を呼び、仏壇念仏を踊ります。
2.「本村鶏舞」演目
1. 通り 2. 庭入り 3. 七拍子 4. 一本扇子 5. 二本扇子
6 高太刀 7 さんば 8 あや捕り 9 もみ入れ 10 うなぎなた
11 墓念仏 12 仏壇念仏 13 さんさ踊り
大きく跳ねることによって、足で魂を踏み鎮める鎮魂の所作の芸能化であり、先祖を供養する踊りでもあります。
下田町誌より
平成21年2月22日
本 村 鶏 舞
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おいらせ町民俗芸能発表会より
合併3周年記念
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